前編に引き続き、30代女性Sさんのインタービュー後編です。
Sさんは婚約破棄という辛い体験を乗り越え、幸せな結婚を手に入れたSさん。
お話を伺っていると、様々なタイミングでご自分と向き合う努力をされてきたことが、現在の幸せへと繋がっているんだなと感じました。
Sさんの幸せな成婚に繋がる「自分への向き合い方」を、ぜひご覧ください!
彼の第一印象は、実はあまり良くありませんでした
−今の彼の第一印象はどんな感じだったんでしょうか?
S:第一印象は良くなくて。笑
初めてあった時は、ホテルで早織さんも合わせて3人でお見合いをしたんですけど、彼とは初めましてだったので目を見て挨拶したのに、彼は全然目を見てくれなかったんです。
挨拶もまともに言わずに早織さんと話を続けるみたいな感じだったので、取っ付きづらくて嫌だなみたいな感じが、本当の一番最初の印象でした。
それで、お見合いをしてそのまま3人でご飯食べに行きました。
すごくイレギュラーだと思うんですが。
そうしたら、すごく話をしてくれて、逆に友達みたいな感覚で接しやすく親しみやすくなったのでこれが本当の彼なのかなって。
段々と印象は良くなっていきました。
−それはびっくりですね。照れちゃったんでしょうか。笑
S:もしかしたら、可愛くいうと照れちゃったのかもしれない。笑
−そんな第一印象だと、お見合いだけだったとしたら交際希望は出してましたか?
S:お見合いだけでも、印象は良くなかったけど交際希望は出してました。
彼じゃなくても、私は基本的に少しでももう一度会いたいなと思ったらどんな人でも交際希望は出していたので。
早織さんの紹介というのもあったし、もっと良いところがあると思ったし、もっと知りたいなとは思ったので、交際希望は出してたと思います。
−今はどんなところが魅力だなと思ってますか?
S:今は、色々あるんですけど…彼は経営者なので自分の会社で働いている従業員さんがいて、その従業員さんのために生きてるみたいな感じの人なんです。
自分よりも会社をよくしていくこと、従業員のためにどうしたらいいかっていうのを常日頃考えているので。
自分だけのことじゃなくて、他の人にも心配りとか気持ちを貢献できる人なんだなって思ったときに、もし結婚したら私にもそうしてくれるんじゃないかな?というところが一つ魅力的なところでした。
すごく言葉は不器用で、本質的な話をしたいけどあんまりしてくれないし、素直じゃない所も沢山あるので言葉は不器用だと思うんですけど、行動に一貫性がすごくあるなと感じています。
私は結局行動だなと思っていて、どんなことを言っても行動で示してくれてなかったら説得力がないですよね。
でも、彼の場合は「私を大切にするって決めている、人生をともにしたいと決めている」って言ってくれた言葉に一貫性を持った行動をしてくれていると感じています。
大切にしてくれていて、そこが魅力で好きなところだなって思います。
−行動が見れなくなってしまう人もいると思うんですが、Sさんはどんな風に行動を見ているんでしょうか?
S:私は、行動を見れないのは気づいてないだけだと思っています。
よく彼の行動を見ていたら、絶対に自分を愛してくれている行動とか、大切にしてくれている行動って誰しもがあると思うんです。
じゃなかったら「付き合おう」とか「結婚しよう」という気持ちに男性は絶対にならないと思うし。
どこかにそういう気持ちがあるからこその、日常の行動ってあると思っていて。
特別なことじゃなかったとしても、例えば掃除をしてくれたとか、笑顔でおはようを言ってくれただけでも、思いやりがあって言葉だけじゃなくて態度で示してるなって感じます。
大それたことじゃなくて、小さいことからの自分の気づきが大切だなと思います。
私は私のままで良いっていうことを言ってくれた人だったので、私もそういう人間でありたいなと思って
−成婚退会の決め手となったことはありますか?
S:私は自分に自信がなくて、前の婚約者とうまくいかなかったこともすごくネックになっていて、本当に私でいいの?みたいな感じでした。
私のことまだ出会って間もないのに、本当に大切にしたいと思えてるの?みたいな。
自分のことも信じられないし、彼のことも信じられなくなっていた時に、その事を彼に正直に伝えたんですね。
そしたら、それでいいんだと思うよと言ってくれて。
「そうやって思うのも不思議じゃないし、結局夫婦になったからってどっちも完璧なわけじゃなくて、お互いに足りないなって思うところがあれば、補い合いながら成長し合えばいいんだよ。だから、どんな過去であろうと今のSちゃんが好きで、今のSちゃんと一緒にいたいと思ってるから、自信がないとか言わなくていいよ」って言ってくれた時に、私は私のままで良いっていうことを言ってくれた人だったので、逆に私もそういう人間でありたいなと思って。
まずはこの人と幸せになるって決めて、そこからどういう行動していくのか。
私もこういう人になるためには、この人と一緒にいるのがいいなと思いました。
尊敬の気持ちもあったので、それが成婚退会の決め手になりましたね。
−そういうことを言葉にできる方ってなかなかいないのかなと思うので、素敵ですね!それが決め手になったんですね。
S:はい。器のおっきい彼です。
少しでも自分の結婚に繋がる種集めをしていくっていう捉え方で、男性を見ていくのが大事なのかな
−これまでの交際を拝見していると、Sさんは真剣交際に進む時に決断力があるなと思いました。
S:確かに、真剣交際へは結構すぐに進んでたかもしれないです。
私は根本的に、誰と結婚しても一緒だと思っていて。
それは誰と結婚してもいいってことではなくて、どんな相手だとしても結局自分自身だと思うんです。
誰とでも上手くいくか、いかないかは自分自身だという前提があったので、結構普通に真剣交際にはいけましたね。
−早織さんからのアドバイスで印象的なことはありましたか?
S:本当に沢山のアドバイスをもらって、色んな言葉をもらってて一つじゃ決められないくらいなんですけど。笑
−では3つくらいでお願いします。笑
S:まず、一番最初の仮交際でいろんな人がいてどうやって選べばいいか分からないという時は、「自分にどれだけ時間とお金を使ってくれるかだよ」っていうアドバイスは結構衝撃的だったのと、わかりやすいなと思いました。
確かにそういうところでしか判断できないよなっていうのと、それは重要なんだなと思って。
あとは、これは早織さんがよく言っている言葉なんですが、「男は踏み台」という言葉。
一緒に踏み台になりながらお互いが成長できる人と結婚して、そういう結婚生活を送っていくのがいいのかなと思って。
なので仮交際してる人でも、お見合いした人でもみんな踏み台だと思って、少しでも自分の結婚に繋がる種集めをしていくっていう捉え方で、男性を見ていくのが大事だなと思ったので、そのアドバイスも大きかったですね。
沢山もらったアドバイスの中で、その二つはすごく大きかったです。
あと、早織さんがよく「愛は行動」と言っていて。
私は結構口だけなところがあったんです。笑
「彼のこと大好き。彼のこと大切」って言ってるけど、彼が感じてなかったらそれは伝わっていのと一緒だから。
でもそれがなぜ伝ってないかというと、行動が伴ってなかったんです。
そう言いながら、この期間は忙しい期間だから絶対会わないとか、それって彼からしたら結局行動が伴ってないことになるんです。
大切って言ってるけど本当に好きなの?みたいな。
優先順位的に俺は下なんだねと思わせる行動をしていました。
その時に早織さんに「愛は行動だよ」って言われて、確かに行動できてなかったなって反省しました。
婚活って楽しいよって一番伝えたいです
−婚活を成功させる秘訣はありますか?
S:私は婚活や結婚相談所もそうだけど、結婚ってただのツールだと思っていて。
幸せに自分がなるためのツールなので、本当に自分の幸せはこれだって決めて、そこから行動するのがいいと思っています。
結婚するって決めたら諦めないで、大切にしてくれる人を大切にするっていうことをシンプルにやり続ける。
根本的に自分の幸せが何かっていうのを見つめ直して、それに向かって真っ直ぐ進んでいくのが成功の秘訣かなと思います。
−どんな方に早織さんをおすすめしたいですか?
S:いろんな人におすすめしたいけど、結婚相談所Agum自体をいろんな人に紹介したいと思っています。
相談所Agumのマインドがたくさんの人を幸せにできるなと思っていて、だから勧めたいなと思ってるんですけど…
一番は、結婚したいって心の中で思っている人。
人生の中で一回でもそう思った人へは誰でも紹介したいし、ちゃんと一人一人向き合ってくれる相談所だと思ってるので、密に関わって結婚までのステップを踏んで行きたい人には進んで紹介したいなって思ってます。
−これから婚活する人にメッセージをお願いします。
S:婚活って楽しいよって。
−それ一番聞きたいですね!
S:私はすごく楽しかった。
婚約破棄があって辛かったこともあったけど、それも含めて楽しくて、「婚活=自己成長」だとやりながら思いました。
婚活していくうちに、本当に私結婚したいのかなって思う人もいると思うんです。
私もそこを見つめ直すきっかけになったし、それってイコール自分の人生を見つめ直すきっかけみたいになったから。
自分を知っていくと楽しいし、いろんな人に会えるのも楽しいし、失敗したのもクリアにして、自分が階段を踏んで行って成長できてるなって感じられるのも楽しかったので、婚活って楽しいよって一番伝えたいです。
−婚約破棄という辛い経験を経験しつつも、楽しかったと言えることが素敵です。
S:ありがとうございます。
早織さんがいなかったら今楽しいと思えてないくらい落ち込んだので。
でも3日後には「次の人行こう!」って言ってくれてたので、入って良かったなって。
この言葉がなかったら、次の人に進めてなかったと思います。
−恋愛と結婚の違いは感じましたか?
S:私は今の彼にすごく恋愛してるんです。
すごい好きで、きゅんきゅんするところもあるし、かっこいいなって思ってる時もあるし。
だから恋愛はしてるんですけど、でもその延長線上にただ好きなだけじゃなくて「覚悟」だったりがあります。
きゅんきゅんしてる時だけが楽しいんじゃなくて、日常が幸せ。
一緒にいてなんでもない日が幸せだなって思うので、それが突発的な恋愛とは違うのかな。
恋愛って、自分が恋愛してることにときめいて楽しんでいる自分ごとだけど、結婚は自分ごとじゃなくて相手がいて、相手のためになるならどうしたらいいのかなっていうところだから、そこが結婚と恋愛の違いかなと思います。
−相手の幸せを考えている。
S:はい。自分ごとのように相手の幸せを考えてる。
−では最後に、婚活する前の自分にメッセージをあげるとしたら、どんなメッセージを送ってあげますか?
S:早くしたほうがいいよって。笑
時間は戻ってこないし、婚活は若ければ若いほど絶対にいい人に出会えるし。選択肢も増えるんだから、波があるくらいなら早くやっとけと。笑
楽しいことだから、進んでやったほうがいいよって、婚活をして今私は幸せだよと伝えたいです。
−ありがとうございます!
Sさんのお話は、本当にご自分と向き合い、そしてパートナーの方と向き合い、相手を幸せにするという思いが感じられるお話でした。
また、辛い体験がありながらも、前に進もうと決めて行動に移された行動力があったからこその今の幸せなご結婚があると思います。
本当に貴重なお話をありがとうございました!
テキスト&インタビュー:Agum仲人 松浦みづほ(https://ameblo.jp/ka-uni/)