今回インタビューさせていただいたのは、20代は仕事に駆け抜けた高収入女子Mさんです。
Mさんは結婚を考えていた元彼と別れた次の月に入会され、なんと4ヶ月で成婚退会。
短い婚活期間の中で持ち前の行動力を発揮し、現在のパートナーとの出会いを形にされました。
その行動力や分析力、マインドの整え方は婚活中の全ての方に参考となるインタビューとなりました。
ぜひ、ご覧ください!
まさか31歳で作った彼氏と32歳で別れると思ってなかったので、追い込まれていました
−婚活をはじめたきっかけをお聞かせください。
M:大学を卒業して今の会社に入って、20代は仕事に駆け抜けた20代だったんですが、どこかでは結婚出産はすべきだという風に思っていて。
それまでは勝手に出会って結婚するかなと思っていたんですが、しなかったので31歳くらいの時に具体的なアクションをしなきゃなと思って婚活を始めました。
その当時は、友達と合コンに行ったり街コンに行ったりと、いわゆる最初にやりそうな婚活をしていました。
そしたら最初の3ヶ月くらいで彼氏ができて、1年弱付き合っていたんです。
ただ、これも反省点だったんですが、合コンとか街コンで出会う男性って結婚に向けての温度感は濃淡があって、「ただ彼女が欲しい」とか「遊びたい」とか「結婚には興味ない」という人も紛れていて。
私の元彼もまさしくそう言う人で、付き合ってて楽しかったんですが1年くらい付き合ってても全然結婚の話って具体化しなかったんです。
こちらから話すけど、全然本格的にならないみたいな。
結果、相手に結婚する気がないということで別れてしまいました。
それが2020年の11月の話です。
私はそれなりに学生時代に彼氏もいたので、まさか31歳で作った彼氏と32歳で別れると思っていなかったので、「結婚しないんだ」みたいになって。
でもよく考えたら、彼氏は作ったことはあったけど結婚したことはなかったから甘く見てたなと思いました。
男性が結婚というものにどういう考えを持っているかとか知らなかったなと。
それで山本早織さんに出会ったのは翌月の2020年の12月なんですけど…
−もう翌月には動かれたんですね!すごいです。行動力ですね。
M:元々行動力があったこともあるんですが、それに加えて追い込まれていたので。
33歳目前だったのでその焦りと、あとは早織さんの方針やアドバイスが自分の感覚と合っていて行動しやすかったのはあります。
実は、早織さんを紹介してくれた友達が、元彼と出会ったきっかけの合コンとか街コンに一緒に行っていた子で。
その子はもとから早織さんのところで活動していたので、私の使ってるサービス一緒にやる?と誘ってくれました。
それこそ、その友達がいなかったら早織さんに出会うこともなくて、結婚相談所に入ることもなくて、相談所に入らなければ成婚退会もしてなかったので、その時誘ってもらったことが大きかったなと思います。
−結婚相談所という手段があることはもともとご存知だったんですか?
M:知っていたんですが、正直に言ってしまうと印象が悪くて…
よく言われるかもしれないんですが、リアル社会で結婚できなかった人がたどりつく最終到着地になってないかなとか、彼女とかいないの納得だわという男性しかいないイメージがありました。
あとは昔ながらの昭和のお見合いというか、「ご趣味は?」みたいな形式的なものじゃないのかなとか、無理やり誰かを好きにならないといけないのかなとか。
なので結婚相談所は知っていたけど、いざそこに入るとなると最初は違和感はありました。
ただ、友達が先に入って真剣交際に進んだりしてたのでその話を聞いてると、リアルで会ってもかっこよくて、いい彼氏だねという感じだったのでそんな人もいるんだと思っていました。
友達の話を聞いて、印象が変わっていった感じです。
初回面談のことは今でもすごく覚えていて、この人とやればうまくいくだろうなと思えた
−では、お友達の活動を見て結婚相談所への印象が変わっていったところに、早織さんと出会って実際にやってみようかなと思われたんですね。
M:早織さんとの初回面談のことは今でもすごく覚えていて。
1時間くらい喋っただけなんですが、この人とやればうまくいくだろうなと思えた面談だったんですよね。
成婚退会の確信までは持てなくても、この人となら充実した身のある活動ができるだろうなということは十分に感じました。
−すごい!その時のコンサルがすごく入ったんですね。
M:そうですね。
私も割とせっかちで行動も早いし成果もパッと出したいので、その1時間でサクサクと自分の現在地と現状、どういう男性とどういう結婚がしたいのかとか、元々の自分のパーソナリティとかを整理してやるべきことを教えてもらったので、結構方向性定まったなという感じがしました。
早織さんって、基本的には主体性を認めて自由にやらせてくれるんですよね。
主体を認めつつも困った時のアドバイスはスピーディーにくれたので、基本スタンスが私と合っていてよかったです。
−では、こまめに相談したりコンサルを受たりとされていたんでしょうか?
M:していました。
基本は自分の感情とかを大事に、誰かを無理やり好きになろうとかは考えずに、思い描く結婚とか恋愛感を大事にしながら動いてはいたけど、困った時には相談はしていました。
それは早織さんへの信頼もあるんですが、自分の性格的にうまく行ってないことはプロに相談するという指針があったのでそうしていました。
自己流でやってうまくいかないから、今があると思うので。
助かったのはその返事が早かったのと、的確だったこと。
一言でストレートに指針を教えてくれるので動きやすかったです。
私も相談したからには1回でもその通りにしてみようと動くので、そうやって行動すると良くなるという好循環ができました。
婚活がうまく行ってない時って、自己流でやるすぎっていうのはあるんじゃないかなと思います。
特に婚活って、結婚をしたことがない人が結婚に向けて動いているというのもあるし、結婚相談所という独自の世界の中で戦うことになるので、今までのリアルな恋愛の中でうまく行っていたのとはまた違う観点も必要なのかなとも思ったので、プロの意見を聞くというのはやっていました。
細かいところで言うと、「服装どうしよう」とか「デートで毎回払ってもらってるのをどんな風に割り勘の提案をするか」とかも相談していて。
私は結構、普段の私服は清楚でもないしミニスカートも好きでよく履くんですが、相談所では好まれないのかなというイメージがあったので、それも勝手に決めるよりは一回相談してみようと。
でも、早織さんから「いいんじゃない似合ってるし」と言われるなら、そうなのかなと思ったり。
あとは、私は早いタイミングで割り勘に切り替えちゃう可愛げのなさがあったんですけど、早織さんに聞くと甘えられる時は甘えた方が女性らしさをアピールできるよとアドバイスをいただいたり。
実際やってみるとそうなんですよね。
割り勘にしたところで向こうに好意が芽生えるわけじゃないということが、やってみるとその通りだとわかったりするので、プロの意見を聞くのって大事だなと思いました。
−すごい!実際に行動に移せるところが素晴らしいです。
早織さんにアドバイスをもらい、それを実際に行動に移す。そしてそれが良い結果へとつながっていく好循環が生まれたんですね。
婚活は、早く決めた方がいいかなと思っています
−Mさんは入会から成婚までの期間は4ヶ月ですよね。さらに、始めた直後に出会った方とご成婚されてるので、交際期間も4ヶ月です。
そのスピード感に対してはどの様に感じていますか?
M:この4ヶ月って他の人もできると思いますし、むしろ早く決めた方がいいかなと思っています。
婚活ってやっていて楽しかったんですけど、でも逆にやってて楽しいと思ってる間に卒業できたから楽しいと思えてるんだなという気もしています。
時間をかけるほど迷走したり、婚活ならではのシステムがストレスになったりということもありそうだなと。
結婚相談所はよくできたシステムだと思うけど、並行して複数の男性にあってるとか、毎週新しい他人に出会うとかシステマチックなところはあるので、ずっと居ると色んな感覚がおかしくなるかもという感触はありました。
早織さんも、結婚相手を見つけた先に「家庭」とか「出産」とか「仕事」とか生産的な日々が待ってるけど、その日々を作るための婚活そのものには生産性はないっておっしゃっていて、それは私もそうだなと思います。
お見合いしてる時は楽しかったけど、ずっと足踏みしてる感じとか同じところをグルグルしてる感覚はあったので、長くいる場所じゃないという前提で動いた方がいいなというのは感じます。
まずは早織さんに言われたことをやっていくことが大事で、あんまり自己流にならようにしたり、迷ったら相談したりっていうのを徹底したら、すんなり半年くらいで成婚するんじゃないかなと思います。
もし、すんなり行かなかったとしたら、どこかに自己流を入れたりとか、言われたことを実施してないとかがあるんじゃないかなと思います。
−活動する中で、断られることに傷付いてしまったりということはありましたか?
M:ありました。
短期間で断り・断られるを繰り返していると、ストレスや傷付いたりといったメンタル負荷はあったんですね。
だけど、そんな時に意識してたのは、最終的に結婚できるのは一人だと思って動いているということです。
断られた時でも、反省点にして活かせる部分は活かそうという意識はしていました。
傷つくんですけど、落ち込んでいる期間に年は取っていくので、早く行動に移さないと「もっと状況が悪くなって最悪の結果が待ってる」と思って動いていました。
Nさんだけは、リアルで出会ってても好きになったかなと思えるような人だった
−Mさんは仮交際の人数も5人と多めでした。早織さんは2人をおすすめしていますが、その辺りはご自分で決められていたんでしょうか?
M:最終的には自分の意思で5人にしていたんですが、5人だったとしても本当の本命はこの2人と決めてやっていました。
ただ早織さんのいうこともそうだなと思っていて。
5人とかになると、物理的な部分もあるんですけど心のリソースの裂き方も難しくなってくるなというのは感じました。
スケジュールはうまく組めば調整できるけど、それ以上に心がその人についていかなくなっちゃうなと思って、2人にしなさいっていうのは的確なアドバイスだと思いました。
−Mさんの中では、最初から一貫してNさんが第一順位だったのでしょうか?
M:そうです。
何があってもNさん(パートナーの方)への手間が最優先にというのはしていました。
私の場合Nさんがいてくれたおかげで何があってもNさんだけは雑にしないと思ってたから良かったんですけど、もしもみんな同じように扱っていたらみんな失ってた可能性が高いです。
−Nさんの印象は、お見合いの際から良かったですか?
M:本当によかったです。
成婚は、お見合いの時で6割くらいは決まると言われていますが、私もそのくらいでは思っていました。
私はもともと知性があって落ち着いてて、シュッとしてて色白でっていうタイプの男性が好きなんです。
なので、お見合いで初めて見た時はタイプっぽい人がきたなと思いました。
話し始めたら、私の好きな感じの知性とか落ち着きとかユーモアセンスがあって。
あらかじめプロフィールでも高学歴で高職歴でというのはわかってたので、お見合いの最初の15分くらいでは「全然いいかもこの人」って思ってたんですが、45分くらいには確信に変わるくらいで、むしろ好きかもとどんどん盛り上がっていった感じでした。
−最初のお見合いで確信まで変わっていったんですね。
M:行きましたね。
向こうは感情が表に出すタイプじゃないので読み取りづらかったんですが、お見合いの後、時間があるならぶらぶらして帰りませんかと言われて。
感情が表に出ないから私に対して好意があるとはわからなかったんですけど、誘ってくるってことはネガティブに思ってないんだなと思って印象は良く終わりました。
−すごいですね!お見合いの後にデートして帰る方は滅多にいないですよね。
M:後からNさんに聞いたら実は一人しかやったことないと言ってたので、その時点でかなりうまく行きそうだったんだと分かったんですけど、いかんせん感情が表に出ない人なので、その時は半信半疑くらいな感じでした。
−私も初めて聞きました!
−Nさんと出会われて4ヶ月、今どんなところが魅力だなと感じられてますか?
M:第一印象ではわからなかった、価値観とか仕事感がすごく自分と合うなと今思っています。
あとは、学生時代に育ってきた環境とか家庭環境とか、交友関係とかが似てるのも良かったです。
結婚してからもお互い仕事をしながら子供も育てて、教育もちゃんとしたいなとか、子供だけじゃなく家庭を大事にしつつ自立して自分の人生も大事にしたいよねという価値観も合うなと思っています。
−価値観が本当に合うんですね。
M:それを生んでるのは、学生時代とか育ってきた環境が似ていたというのもあると思います。
婚活あるあるなのかもしれないですが、Nさんだけは他の方と違って前から知ってた感というか、初めて会ったような気がしなかったんです。
婚活はバーチャルな世界だと思うけど、Nさんだけはリアルで出会ってても好きになったかなと思えるような人だったところがあって。
−素敵!運命の人という感じですね。
M:ありがとうございます!
でも、運命の人っていうと私も嬉しくて聞こえもいいんだけど、早織さんからは「20人会うと1人くらいはそういう人と出会うよ。特に女の子は。」という風に言われていて。
そレを信じて良かったっていうのはあります。
Nさんともよく言ってるんですけど、運命の人に出会うまでの行動量と、もう一個大事なのは運命の人と自分が気づけるようにちゃんと接すること、向き合うことだと思うんです。
出会えているのに、自分が向き合う力が不足しているせいでパスしちゃうとか、断られちゃうとかがあると思うので。
運命の人だと認識できるように、ちゃんとコミュニケーションを取る摂し方も大事なのかなと思います。
私は入会してから32歳になるまでの期間が1ヶ月しかなかったので、その間に出会った人で決めようとは思ってました。
歳を取って一つ市場価値が落ちてるのに、もっといい人に出会えるわけはないと思っていたので。
こんな風にピタッと会うのって貴重なんだなと思っています
−改めて、Nさんとの結婚の決め手はありますか?
M:決めては2つあって、1つはビジュアルが異性として好きだというところと、もう1つは自分が一番大事にしたいことが大事にできそうだったということです。
1個目のビジュアルが異性として好きというのは、あんまりいい理由じゃないかもしれないんですが、それでもこの理由が一番大事で。
私はもともとポジティブで仕事も結構しますし、どんな男性が来てもある程度こっちで許容できるところはあるかもしれなくて。
でも、どうしても清潔感とか生理的に無理で、ある意味異性として見れないというのが結構あるんですっていう話を早織さんにもしたんですね。
そうしたら、早織さんからも生理的な部分はどうにもできないから、そこが課題に上がっているなら第一条件にした方がいいと言われて。
私の中では中性的な男性が好きなので、Nさんは見た目がまずよかったというのが、正直なところ結構大きいです。
もう一つは、今までやってきた仕事をこれまでも同じようにできる人と思っていて。
Nさんももちろん稼いでるんですけど、奥さんにも稼いでいて仕事して欲しいと思っていて。
育児とか家事は全然手伝うから、そういう風にしている両親の方が子供もいい風に育つんじゃないと言ってくれています。
今はお互いの家を行き来するようになったんですけど、家事とか料理とかすごく手伝ってくれますし、私が22時まで働いていたり、家でzoomで仕事してても勝手に洗濯物とかを畳んでくれたりするので、結婚後のイメージも沸きました。
−結婚後のイメージが湧いたのが、かなり決め手になったんですね。
M:女性の仕事が終わるのが遅いとか家事をやってもらうって、すんなり入らない男性は入らないと思うんです。
それがすんなり入っていったので、元々の生活リズムとかが合うんだなと思いました。
活動の中ではあらゆる職業の人と出会ってきたんですけど、こんな風にピタッと会うのって貴重なんだなと今は思っています。
−Mさんは短い活動の間でも、お見合いの数もしっかり活動されてるなと思ったのですが、この数をやっていくことに対してはどうでしたか?
M:自分の中で早織さんから言われていた20人を基準にしてたので、まず20人までは前向きにやろうと思ってました。
ちょうど20人だったのでそこが楽しくできたし、楽しくいられるうちに卒業しようと思えました。
その時気を付けていたのは、「男性からの交際希望を80%もらうこと」と言われていたので、まずはちゃんと選ばれる努力をしようと思っていました。
お見合いをする中では、多少自分は選ばないだろうなという人もいたんですけど、だからと言って選ばれなくていい理由にはならないなと思ったので訓練と思ってやっていました。
−早織さんからのアドバイスで一番印象的なもの選ぶとすると、どんなアドバイスがありましたか?選ぶのは難しいかもしれないんですが…
M:一番は、誕生日の時に言われた「今年は最高の一年を手にする年にしましょう」という言葉がすごく心に思っていて。
早織さんのおっしゃってることって、物事って捉えようだなと思うことがあって。
例えば、私がありのままに振る舞って失敗したなと思う時でも「お互い自然体で過ごせる関係じゃないとうまくいかないしね」と言われたら確かにそうだなと思えたり。
ちょっとスペック高めの人と仮交際進んだときに、気後れしちゃうからどういう風に接していけばいいかアドバイスもらおうと思ったら、このプロフィール見るとうまくいく感じするんだよねと普通のテンションで言われると、いけるのかなとか気にしすぎかなと思えたりしたので。
状況は何も変わってないのに、早織さんの一言で私の捉え方が違うのかなと思って急にポジティブになったりということがあったんです。
それの一番ポジティブになれた言葉が「最高の一年を手にしましょう」で。
最高の1年を手にしようとポジティブに動けば、結果最高の一年が手に入るんだなと思ったので。
でもそれって、自分の実力値とか、年齢とか、容姿とか何も変わってないのに、結果最高の1年が手に入るのは捉え方なの問題なんだなと思いました。
活動の間にもすごくそういうことがあったので、自分で考えすぎて視野が狭くなってネガティブになっていく中で相談すると、急に冷静になれてポジティブになれることがあったので、それが大きかったです。
もちろんテクニカルなこともいっぱい教えてもらったけど基本的な指針がすごく響きました。
あとかなり自分の中で響いてたのは、歳を取ったからモテなくなるんじゃなくて、歳を取ったらモテなくなると思ってるからモテなくなると言われたこと、婚活一般論を信じすぎるなと言われたことです。
いろんな一般論があるんですけど、早織さんはそういうのに振り回されないと言ってたので、そういうところが安心につながっていきました。
生産性はないけど必要な期間を、できる限り精度高く効率的に、密度高く短い時間で早く終わらせた方がいいと思っています
−ここまでのお話が婚活を成功させる秘訣だなとすごく感じているのですが、改めて伺わせてください。Mさんにとって婚活を成功させる秘訣ってどんなことでしょうか?
M:全部自己責任だと思って動くことが大事かなと思っています。
私も、いい人に会えないとか仮交際の人にこうされて嫌だったとか、ネガティブに走りたい時とかもあったんですけど、結局そういう状況を生み出しているのが自分だと思って。
私がそう思わなかった人だって、誰かから見たら運命の人で素敵な人かもしれないですし。
いい人に会えないって言っても、いい人はもっといい人と出会ってるから私と会ってくれないわけですし。
そんな風に、どんなことでも文句とか愚痴じゃなくて全部自己責任だと思って動くと、次なる一手が出てくるというか現状の中の最善の選択が出てくるのかなと思ってやっていました。
−今ご成婚されて、恋愛と結婚は違うと思いますか?
M:違うというよりは、恋愛の要素だけでは結婚できないと思います。
だけど被っている要素も沢山あるんですよね。
ドキドキとかときめきとか、異性と一緒にいて楽しいみたいな恋愛の要素は結婚にもあって。
そこに、いわゆる経済的なことや生活感とか子供のこととか、追加しなきゃいけない要素があるんだなと思いました。
あとは、異性だけでなく人として好きと思える人じゃないとうまくいかないというのも感じます。
−恋愛に結婚がトッピングされていくようなイメージでしょうか?。
M:そうです。
そこも早織さんのいいところだと思っていて。
婚活を始めると「恋愛しようと思うな結婚しようと思え」みたいな、恋愛感情を封印させられて目の前にいる条件の良い人を無理やり好きにさせられるみたいに思ってたんですけど、早織さんからは「かっこいい人に会えて良かったね」とか「ドキドキできて良かったですね」みたいに言ってもらえたので、そういうところも良かったです。
私も好きでもない人を努力で好きになれることはないと思いますし、恋愛と結婚を完全に切り離す不健全さも感じていたので。
早織さんのホームページに「結婚に繋がる恋のコンサルタント」と書いてあるけど、まさにそうだなと思いました。
−早織さんをおすすめしたい人はどんな人でしょうか?
M:これまで何かの事情で婚活ができてなかった人。
仕事だとか、独身でいたいと思ってたけど結婚したくなった人とか、短期間で成果を出したい人にはすごく向いていると思います。
もう一つは、何かしら婚活の場でネガティブだよと言われる要素を持っているけど、結婚したいという気持ちを持ってる人。
早織さんは一般論を押し付けてこないので、結婚したいという気持ちがあれば突破口を開けてくれるので。
−結婚相談所で成婚された方は、退会した後にどんどん好きになっていくというお話を聞くことが多いのですが、Mさんもそんな気持ちの変化はありますか?
M:時間を一緒に過ごしていって新しい面を知るとか、新しい体験をすることで好きは加速すると思います。
今、出会って4ヶ月ですが、ずっと好きになれますし、回数を重ねたり見たことない一面を見て好きになりますので、好きになれるかの心配はしなくても大丈夫だと思います。
やっぱり、好きになれる人と成婚退会するのが大事だと思います。
好きになれない人を好きになるのは無理だと思うので。
ただ、して欲しい努力はそのための行動量を重ねること。
好きになれるかわからない段階で、努力を放棄するのとかコミュニケーションを放棄するのは違うなと思います。
−最後に、これから婚活する人と、婚活を始める前の自分に対してのメッセージをいただけたら嬉しいです。
M:自分に対して言ってあげたいのは、結婚することでこれまでの自分じゃない、新しい自分に成長できるよと言ってあげたいです。
20代のときはすごく仕事をしていて、それはすごい楽しくてやりがいもあって、社会の中に自分が存在してたり、稼げる、みたいなすごいポジティブだったんですけど、30代に入ってから人生の中ですごい停滞感を感じたんです。
来年も同じことするんだろうなとか、ずっとこれ一生やる?という気持ちにもなってきて。
ちょっと違う角度の人生の大きな変化が欲しいなって思ったんですね。
今、Nさんと出産どうしようとか、その時の仕事どうしようとか、子供の教育方針とかを話していると、ずっと足踏みして停滞していた自分の人生が大きく動き始めた感じがしています。
子供を作るとか子供を産むとか、他人と一つの過程を築くみたいなところでは仕事とは違う成長があるんだなと思って。
今は人生が前に進み始めた感があるので、自分に言ってあげたいことがあるとしたら、これまでと違う成長が待ってること、違うステージとかフェーズが待ってると教えてあげたいなって思います。
これから婚活を始める方にも同じように思っていて、婚活やってる期間そのものは優しく言うと苦しいし、厳しくいうと生産性はないと思ったんですね。
だからこそ早織さんが言っていることを聞いて、生産性はないけど必要な期間をできる限り精度高く効率的に、密度高く短い時間で早く終わらせた方がいいと思っています。
その後に待ってる生産的な時間を楽しむためにも、早く終わらせた方がいいということをお伝えしたいと思います。
−Mさん、貴重なお話しをありがとうございました!
お話を伺っていて一番印象的だったのは、とにかく行動量がすごい!ということです。
ですが、その行動力もなんとなく出来たことではなく、ご自分で期限を作り、頑張ることを決めていたからこそできた努力です。
「好きになれる人と成婚退会するのが大事だと思います」
「ただ、そのための努力は惜しまないで欲しい」
この言葉にあるように、ご自分の感覚を大事にしつつ、運命の人と出会うための行動を惜しまず積み重ねていった結果が「活動開始から4ヶ月でのご成婚」という結果になっていると感じました。
婚活を楽しく、最短で終わらせる秘訣が、今回のMさんのインタビューには詰まっています。
テキスト&インタビュー:Agum仲人 松浦みづほ(https://ameblo.jp/ka-uni/)